朝ラーメンを食べる「朝ラー」。朝からラーメンを食べられるなんて常軌を逸し……最高じゃないですか!!! なぜか関東北部によく見かけるスタイルですよね。東京でも増えるといいのに。というわけで、那須地域で朝ラーをやっている「東天紅」にやってまいりました。東天紅は夜明けという意味ですね。それで朝ラーかなるほど。
奇跡のようなスープ麺チャーシューの組み合わせ

まず場所ですね。黒磯駅からは2kmほど。国道4号線黒磯バイパスと県道34号線の鍋掛豊浦交差点から南東方向に300mほどの距離。まあー車で来てくださいという感じです。
ぱっと見た目の雰囲気はラーメン屋さんというよりは居酒屋さん。そして店内の雰囲気もカウンターにテーブルがいくつかならぶ小料理を出すような居酒屋さんの雰囲気。


メニューがこちら。中華丼や焼きそば、冷やし中華ほか定食なんかもあって、ラーメン屋さんというよりは中華料理屋さんといった感じ。注文はチャーシュー麺に餃子にしてみました。

ぱっと見た目とくにすごく美味しそうというような迫力は感じられないビジュアルです。……うん、よくある感じだよなこういうの。
スープは鶏ベースでかなりあっさりしながらコクがあり醤油のキレがするどいというもの。美味しい。美味しいけど個性的かっていうとぜんぜんそうじゃない。
麺が変わっていて、超多加水で手打ちの縮れ太麺なんですがなんじゃこりゃというくらいにふにゃふにゃの柔らかめ。硬めが好きな方が食べたら怒り出してしまうんじゃないかというくらい柔らかい。……んですが面白いことにどんだけたべても超多加水なのでスープが乱れない。あっさりスープを小気味よく絡ませてすっすっと食べ進めていけるんですね。

そして真打ち登場です。チャーシュー。特別感はない何の変哲もないバラチャーシューの趣きなんですが、さくさくとした謎の歯ごたえで、噛むとじゅわっと肉の旨味と風味が広がるんですね。このチャーシューとふにゃふにゃ麺を組み合わせてスープに絡めると、見た目からは想像できない信じられない美味しさに大化けするという、な、なんなんだ、いったい何を食べさせられているんだ、でも美味しい……という幸せ不思議モードに突入するのです。このラーメン、うめえー。
系統としては、よくある中華屋さんのラーメンの発展型だと思います。ものすごく凝ってるという感じはしないけれども、したたかに計算された調整が入っていて、丼に組み合わせてみると謎の総合力を発揮する。まじで普通のラーメンですよ。でも、ものすごく美味しい。不思議な体験が楽しめるお店です。自分でもどうかと思うんですが★★★★★★です。

餃子も焼き目はクリスピーながらふわっと柔らかめ。

美味しくてあやうく完飲するところだった。ごちそうさまでした。


