油断ならないお店が割拠して密かなブームになっている坦々麺。元々の源流をたどるといわゆる拌麺、汁なし担々麺が祖型なのだとかで、流行っているのもどちらかというと汁なし担々麺。では? 汁あり坦々麺で美味しいお店……というと名乗りが上がるだろうなというのがこちら、錦糸町「錦鯉」になるのであろうかと思います。
すっきりスマートかつ濃厚なスープが魅力

場所は錦糸町マルイの裏道沿いに6席のみでこじんまりと構える店舗。
「俺の担々麺食ってから言いな」
の看板通り、担々麺に自信ニキの構えるお店です。

小さいお店なので担々麺のみなのかと思いきや、ちょっとした「飲み」メニューもあり、こちらもおすすめです。ちょいと引っ掛けてから夜の錦糸町の雑踏に消えていくのもありでしょうか。
メインは「汁あり錦鯉担々麺」「汁なし担々麺」「担々つけ麺」。他に辛くないラーメンもあり。でもここに来たならやっぱり担々麺を食べたくなりますね。そしてお店のイチオシが「汁あり錦鯉担々麺」ということになります。
麺は低加水の細めストレート麺でぱつんと切れる噛み応えと麦の味を楽しむことができるタイプ。具は肉味噌、小松菜、刻みネギにニラを少々、はらりと鷹の爪の細切り。

スープは芝麻醤の濃厚なゴマペーストと花椒の香り漂いややあっさりめ、辛さは少しというところ。辛さと痺れはそれぞれカスタマイズ可能です。

こちらの担々麺の魅力はスープ。派手な見た目だけれどスープ自体はシンプルな作りで、具を混ぜても芝麻醤の香りと旨味が残ります。あっさりめに仕上がっているため麺の味と香りが活き、このスープをたっぷり絡めた麺をバサバサと食べていくわけです。
個人的には「汁あり」の場合麺130gがどうしても少ない、というかせっかくここまできてこの絶品スープをいただくのにこの麺量ではもったいない! と思って大盛り100円増しにしてしまいます。汁ありなら麺マシおすすめ。
ちなみにこちらの錦鯉、都心方面に支店が進出してきてます。
知る限りだと新橋の「ブラッドムーン」、神田司町の「金魚」。ほぼ同じ担々麺を食べられることに加えて居酒屋スペースがあったり二郎インスパイア担々麺があったり個性的なメニュー展開をしているので、こちらも同様におすすめです。


