その筋の人がいうには東京でも屈指の刀削麺が食べられるお店が東新宿にあるということで、行ってみた。そもそも刀削麺とは中国の山西省の郷土料理だということなんですね。山西省は北京からみて左下の地域です。山西亭という名を冠したこのお店の刀削麺とはいかなるものなのか……。
驚きの高解像度刀削麺
お店は東京メトロ東新宿駅からほど近い場所ですが、ビルに入って地下一階と少しわかりにくいところにあります。昼時12時30分の訪問で待っている人が2人。ラーメン屋さん以外で待つことになるのはなかなかないことですね。

程なくしてお店に通していただくと、店内はそれほど広くはない模様。普通の中華料理屋さんといったおもむき。ちらりと伺える厨房には料理人の方が今まさに刀削麺を削っているところ。手慣れた手つきですっすっと麺が鍋に消えていきます。

注文は刀削麺・ランチセットで「麻辣刀削麺」。単品価格が800円でサラダとチャーハンがつくランチセットは+100円……ちょっと昨今の値上がり事情からは考えられない価格設定ですね……これで1,000円きるとは。

程なくして到着した刀削麺。見た目はよくある麻辣刀削麺そのもので、黒酢の効いたさっぱりしたコクのあるややピリッと辛いスープに肉そぼろ、青梗菜、パクチーの組み合わせ。スープはこれといって特徴はないのだけれど、驚くべきは刀削麺。舌触りがシルキーななめらかさでつるとしていてもっちりとした噛み応え。なるほどこれは確かに違いがある。どうやるとこうなるのかという理屈はわからないけれど、刀削麺の仕上がりは都内屈指といって間違いないでしょうね。武蔵境の「上海楼 刀削麺館」といい勝負だと思います。

うーん、この感動の味わいで900円という価格設定はやっぱりおかしいとおもいます! 刀削麺以外にも山西省料理の名物が色々食べられるそうなので、いずれ夜にも伺ってみたいお店です。


