いま回転寿司で人気のネタというと、ナンバー1はマグロではなくサーモンなのだそう。値段は手頃だし脂の乗ったハラスはトロサーモン、軽く火を飛ばせば炙りサーモン、お子様から大人まで夢中になれるのがサーモン。なのだけれど、このサカナ、鮭ではなくニジマスだというのはあんまり知られていないんじゃないかと思います。
食べてわかる本気の清流サーモン

今回やってきたのは群馬県榛名山の北麓、吾妻川沿いにあるあづま養魚場。すぐそばに箱島湧水という水量豊富な清水がわいていて、この清流から引いた水で育てた魚がもっさもさ泳ぎ回っています。この養魚場では特産の「ギンヒカリ」と名付けた大型のサーモン(ニジマスです)を食堂で食べさせてくれるほか、釣り堀も併営していて釣ったばかりの魚も調理してもらって食べることができます。今回はギンヒカリ目当てのお食事。
食堂はお座敷のうえにテーブルが並ぶ本格的なつくりで、単なる釣り堀といっしょにやってる食事処というようなものではなく、むしろ釣り堀でも遊べる本格的な食堂といったほうが正確かもしれません。
目当てのギンヒカリですが、アラカルトやランチとともに「ギンヒカリづくし」というギンヒカリ1尾をまるごと調理した4人前のセットもあります。それだけ大型の魚というわけですが、一般的にマスは大型になると脂も乗り旨味が増します。食べている餌にもよりますが、ニジマスの塩焼きでイメージされる白身っぽい若魚と違い、大型魚はサーモンピンクのいわゆる寿司屋さんで食べられる「サーモン」になるんですね。ギンヒカリづくしは人数を集めて食べに来るのも楽しいと思います。

注文したのは「ギンヒカリの漬け丼」1,430円。サラダにお新香、煮物にお味噌汁つきで、大ぶりの丼にたっぷり漬けサーモンがこれでもかと乗っていて、好きな人にはヴィジュアルだけでご飯食べられちゃうかもしれないですね。漬けなので舌触りはねっとり出汁の味わいと濃厚なサーモンの風味。これなら山芋なんかかかってたらいいんじゃないかと思ったら既にそういうメニューもありました。これは選択を間違えてます。お茶漬けがあったら最高……。

せっかくなら釣りも楽しんで、ギンヒカリづくしをわいわい食べるのが大正解かもしれません。


